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頭痛

危険な頭痛

頭痛は、かぜや疲れ、長時間の集中などのストレスなどでも起こる日常的な症状です。女性では生理などのホルモンバランスの変化によって周期的に頭痛を起こすケースもあります。また、眼鏡の度数が合っていない場合や肩こりが原因となって慢性的な頭痛を起こしていることもあるなど、頭痛の種類は多岐にわたり、その分類方法もいろいろあります。市販薬を飲む、睡眠をしっかりとるなどで自然に治る頭痛はそれほど心配がないものがほとんどですが、中には放置してしまうと命にかかわる危険な頭痛もあります。頭痛が起こったときにまず何よりも大切なことは、命にかかわったり後遺症を残す結果となったりする頭痛をきちんと除外することです。これには詳細な問診や種々の検査が必要となりますが、特に

  • 5歳以下、50歳以上で頭痛が出現
  • 突然の強い頭痛
  • 手足の動かしにくさ、しびれがある
  • 目が見えにくい
  • 喋りにくい
  • 意識が悪い
  • 発熱を伴う
  • 血圧が180を超えている
  • がんなどの悪性疾患にかかったことがある

という症状がある場合は、くも膜下出血などの脳出血や髄膜炎などの可能性もあり、注意が必要です。また、数週間のうちに悪化してくるような場合には脳腫瘍や慢性硬膜下血腫などの可能性もあります。これらの頭痛は二次性頭痛と呼ばれ、緊急性が高く場合によっては命にかかわる危険のある頭痛ですので、いつもとは違う頭痛と感じた場合は、できる限り早く救急科もしくは脳神経外科など脳の専門外来を受診されることをおすすめします。

大阪府堺市にあるばば脳神経外科では、脳神経外科だけでなく救急科も併設しており、救急の専門医の資格を持つ院長と副院長が在籍しています。救急科は土日も診療しておりますので、少しでも違和感を感じた方はいつでも当院までお越しください。

危険な頭痛についてもっと詳しくはコチラ(堺市ばば脳神経外科監修の頭痛専門サイトです)

 

危険でない慢性的な頭痛

また、上記の症状を伴なわず、数年以上前から同じような頭痛を繰り返している慢性頭痛の場合は、緊急性の乏しい一次性頭痛と呼ばれる頭痛の可能性が高いです。

具体的には、

が主だったものです。

 

大阪府堺市のばば脳神経外科における治療の選択肢

「緊急性が高く」「危険な」二次性頭痛

その他の二次性頭痛

一次性頭痛

の順に可能性を考えて診療を行っております。

 

また、一次性頭痛においては、それぞれ日常生活での対策や治療薬が異なりますので、どのタイプの頭痛なのかしっかり診断をつけることが重要です。ただし、緊張型頭痛+片頭痛というような、複数のタイプを併せ持っている場合も少なくありませんので、そのような場合には当院(堺市にあるばば脳神経外科)では両方の治療をすることもあります。

 

片頭痛については、命を落とすことはありませんが、頭痛発作のために学校や会社を休んでしまったり、仕事や勉強、家事などの効率が極端に低下してしまったりするなど日常生活に対する支障が大きい疾患です。そんな片頭痛でお悩みの方へ、2021年に注射予防薬である「ガルカネズマブ」が発売され、片頭痛治療の長いトンネルにようやく明るい光が差し込んできました。現在我が国で使用できる頭痛予防薬は3種類あり、これらの薬剤は効果がしっかり出ることでも知られています。

頭痛予防薬についてもっと詳しくはコチラ

もちろん、当院でも使用が可能となっています。頭痛予防注射についてご興味がおありの方が是非一度堺市のばば脳神経外科までご相談ください。

 

 

頭痛は一般的な症状です。頭痛を感じたことが無いという人はおそらくいないのではないでしょうか。さらに、日常的に頭痛に悩まされているという方は日本の場合およそ3人に1人と言われており、もはや国民病とも言えるのではと感じる一方で、その中で我々頭の專門医を受診される方はほんの一握りというのが実臨床での実感としてあります。

「脳神経外科」というなんとなく敷居が高い科の印象を与えてしまっている我々にも問題があるとも日々思ってはいるのですが、もっと気軽に受診して頂き、きちんとした診断を受けた上で適切な治療が提供できるよう、当院では努めて行きたいと思っています。

少しでもご不安な点がございましたらお気軽に堺市のばば脳神経外科までご相談ください。

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