発熱外来
発熱は、体の異常を知らせる重要なサインです。風邪やインフルエンザといった一般的な感染症から、肺炎や髄膜炎といった重篤な疾患まで、様々な原因が考えられます。そのため、発熱時の対応は非常に重要です。軽症の場合でも、適切な対処を怠ると症状が悪化したり、合併症を引き起こしたりする可能性があります。
「ばば脳神経外科・救急科・健診クリニック」【救急科】のご案内
堺市にある当クリニックの救急科は、経験豊富な医師と看護師が常駐しており、発熱を含む様々な症状に対応可能です。CTやレントゲンなどの高度な医療機器も完備しており、迅速かつ正確な診断と治療を提供いたします。
*土日祝も対応可能
*専門性の高い医療の提供:救急の専門医が診療にあたっております。
*迅速な診療:待ち時間を最小限に抑え、迅速な診察を行います。
*的確な診療:最新の医療機器を用いた精密検査により、原因を特定します。
*適切な医療の提供:患者さまの状態に合わせた最適な治療を提供します。
発熱時の初期対応
発熱時の初期対応は、まず安静を保ち、体力を温存することが最優先です。 具体的には以下のような点に注意しましょう。
安静: 無理な活動を避け、十分な休息を取りましょう。激しい運動や長時間の作業は、症状を悪化させることにつながります。
水分補給: 脱水症状を防ぐために、こまめな水分補給が重要です。水、スポーツドリンク、経口補水液などが有効です。 ジュースやコーヒーなどカフェインを含む飲み物は、利尿作用があるため、控えるようにしましょう。
体温測定: 正確な体温を把握するために、定期的に体温測定を行いましょう。 体温計の種類(電子体温計、水銀体温計など)によって測定方法が異なるため、説明書をよく読んで正しく測定してください。 記録を付けることで、症状の変化を把握しやすくなります。
服装: 体温調節をしやすい服装を心がけましょう。 発汗が多い場合は、汗を吸収する素材の衣服を選び、必要に応じて着替えましょう。 ただし、過剰に脱衣して体温を下げすぎると、逆に悪寒を感じやすくなるため注意が必要です。
食事: 食欲があれば、消化の良い、あっさりした食事を摂りましょう。 高熱時は食欲が低下することもありますが、無理に食べなくても大丈夫です。 ただし、栄養補給のために、水分とともに少しずつでも摂取することを心がけてください。
薬物療法: 市販の解熱鎮痛薬(アセトアミノフェン、イブプロフェンなど)を使用する場合は、用法・用量を厳守し、医師または薬剤師に相談してから服用しましょう。 自己判断で薬を服用し続けたり、複数種類の薬を併用したりすることは危険です。
解熱: 高熱の場合、冷却シートなどで体温を下げることも有効です。ただし、長時間の冷却は体温が下がりすぎる(低体温)可能性があるため、注意が必要です。 特に小児の場合、冷却には十分な注意が必要です。
いつ医療機関を受診すべき?
発熱単体では判断が難しい場合も多いですが、以下の項目に当てはまる場合は、速やかに医療機関を受診する必要があります。
症状 |
詳細 |
受診の緊急度 |
高熱(38℃以上)が 3日以上続く |
解熱剤を服用しても下がらない、または下がってもすぐに上がる場合。 |
高 |
40℃以上の高熱 |
高熱による意識障害やけいれんを起こす可能性があるため、迅速な対応が必要です。 |
極めて高 |
強い頭痛、首の痛み、嘔吐、意識障害 |
髄膜炎などの重篤な疾患の可能性があります。 |
極めて高 |
呼吸困難、胸痛 |
肺炎などの呼吸器系の疾患の可能性があります。 |
高 |
皮膚の発疹、紫斑 |
感染症や血液疾患の可能性があります。 |
中~高 |
強い倦怠感、脱力感 |
通常の発熱とは異なるレベルの全身倦怠感がある場合。インフルエンザや他の重症疾患の可能性も考慮すべきです。 |
中~高 |
乳幼児や高齢者での発熱 |
免疫力が低下しているため、重症化リスクが高いです。軽症と思われる場合でも受診しましょう。 |
高 |
既往症のある方での発熱 |
既往症が悪化する可能性があるため、早めに受診しましょう。 |
高 |
解熱剤を服用しても症状が改善しない |
解熱剤が効かない場合は、原因が他にある可能性があります。 |
中~高 |
受診される際の注意点
堺市のばば脳神経外科・救急科・健診クリニックを受診される際には、以下の点をご一読いただきますようお願いいたします。
・受診前に、電話でご連絡いただけるとスムーズです。
・受診の際には、健康保険証をご持参ください。
・可能であれば、過去の病歴や服用中の薬剤の情報をご準備ください。
発熱は放置すると危険な場合もあります。少しでも不安を感じたら、迷わず堺市にある当クリニックの救急科にご相談ください。地域の皆さまの健康を守るため、最善を尽くしてサポートいたします。