【堺市東区】傷の応急手当✨
外出先や自宅での突然のケガで、病院を受診したほうがいい?自宅で様子みようかな??と悩まれたことありませんか?
傷を負った時に、充分な応急手当をせずに、たかがすり傷、切り傷と侮っていると、化膿して傷口が目立って残ったり、破傷風などの重篤な病気を招いたりすることもあります。
「絆創膏」などの常備とともに、知っておきたいのが傷の応急手当ですね。
みなさま、こんにちは(^^)
堺市東区、南海高野線初芝駅前にある【メディカルスクエア初芝駅前1F ばば脳神経外科・救急科・健診クリニック】のスタッフです(^^)
本日は、外傷時の傷のお手入れ方法についてお話させてただきます。
傷の手当においては、「出血を止める(止血)」「細菌感染を防ぐ」「苦痛を和らげる」ことが基本となります。
- キズができたときに一番大切なことは、傷口を清潔にすることです。慌てずに応急手当を行いましょう。
1)流水(水道水)で、キズや周りの汚れをよく洗い流し、清潔なガーゼなどで水気を拭き取ります。
2)出血がある場合は、傷口を真上からしばらく圧迫して止血します。
3)血が止まったら、ガーゼなどで傷口を保護します。
※化膿したキズや、感染のおそれがあるときには、消毒薬を使用したほうがよい場合もあります。
- 次のような場合には、迷わず医療機関をしましょう。
・洗っても傷口に砂や木片、ガラスの破片などの異物が残っている。
・ガラスなどの異物が深く刺さっている(無理に抜かずにそのまま受診)。
・出血が多く、止血できない。
・咬傷(動物や人に噛まれた傷)。
・発熱を伴ったり、腫れや患部の痛みが強い。
・傷口より先の部位にしびれや動かしにくさを感じる。
・キズが深い・大きい。
・その他、異変を感じたり、心配があるとき。
傷ができたとき、水にぬらさないようにする方もいますが、傷を早く治すためにも、むしろ流水でよく洗って傷やその周囲を清潔に保つことが大切です。
現在では創部の湿潤環境を保ちながら治していく、湿潤療法が主流となり創傷治癒効果が高まると言われています。
『傷』とひとことで言っても処置はさまざまですので、悩まれた時は自己判断せず医療機関を受診するようにしましょう🏥
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